ちょっと自由に生きるコツ

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ちょっと自由に生きるコツ

見方を変え気持ちを変えるとちょっと自由になれるかも。 ビジネスマン向けのメソッドから、日々の雑感までを綴っていきます。

いまさらながら、『ブラック企業』について調べてみた

『ブラック企業大賞2015』のウェッブ投票が実施されています。

ノミネートされている企業を見ると、マスコミ報道されていたり、ネットで大きく話題になった企業ばかりです。

 

途中経過を見ると、コンビニ最大手と引越会社がトップ争い?しているようです。

 

引越会社は、信じられない処遇と幹部のインパクトのある対応の動画がネットで流れていましたので、なるほどと納得しているのですが。

 

ただ、コンビニについて少し違和感を覚えました。

理由は、数年前におきたフランチャイズとの紛争に端を発しているのですが、要約すると、

  • 業界にブラックバイトが蔓延るのは、本部が加盟店主らから過酷な搾取を行い、そのしわ寄せが学生アルバイトに及んだ結果
  • 圧倒的強者であり、日本にコンビニフランチャイズを定着させた先駆者
  • 業界内における責任も役割も大きく、本事件がコンビニ業界の構造を示す象徴的な事件

だから、ノミネートしたとのことです。

 

ノミネートする・しないは主催者の専権事項でしょうけど、ちょっと論旨が飛躍しているように思います。

何らかの意図性をもって、なされたのかもしれませんが・・・。

 

で、あらためて、ブラック企業について調べてみたのですが、

そもそもは、

  • 反社会的・非合法な営利活動を行う
  • 法令違反・劣悪な労働環境等で、従業員を圧迫する

会社のことのようです。

 

前者は、まさに、というか、論外なのでしょう。

後者については・・・、あらためてネットで調べてみましたが、本当に信じられない酷い事態が、これでもか!というくらいあるのですね。

圧迫という言葉を使いましたが、これでは全然「生ぬるい」です。

 

いちいち、例示するのも気分が悪くなるのでやめますが・・・、

もし、自分の親が、自分の子どもが、こんな仕打ちを受けているとしたら・・・、

そう考えると、とてもじゃないけど、いたたまれません。

 

内容をみると、いわゆる組織ぐるみで、確信犯的に労働法違反をしているのが大半のようです。

会社の制度としてやっているところ、風土になってしまっているもの、特にオーナー社長の気質による部分も大きいように思います。

 

が、中には、店長などの組織の長が、個人としてやっているケースも散見されます。

自分の出世や保身のために暴走している、あるいは権力を濫用して、ちっちゃな独裁者気取りでいるのでしょう。

これなどは、個人レベルのパワハラに該当するのでしょうが、それを黙認、あるいは、気付けない会社にも、大きな問題がありますね。

 

いずれにせよ、被害を受けている人は、本当につらいことだと思います。

国は国で、「過重労働」や「賃金不払」への「指導」を行っているようです・・・。

その結果を公表していますが、惨憺たるものです。

 

違法な時間外労働があったもの        1,479 事業場( 62.6 % )
賃金不払残業があったもの                   252 事業場( 10.7 % )
過重労働による健康障害防止措置が未実施のもの       406 事業場(17.2 % )


過重労働による健康障害防止措置が不十分なため改善を指導したもの   1,932 事業場( 81.7 % )

 

www.mhlw.go.jp

 

いわゆる「ブラック企業」に対する法規制や、労働基準監督署の業務が、時代に追いついていないように感じます。

高度経済成長時代におけるモーレツ社員とは、本質的に意味合いが違いますし。

 

もっとも、規制と罰則を強化して、「営業停止」などの処分がなされると、それがまた従業員を圧迫することになるのかもしれませんが・・・。

 

根深い問題です。

 

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