ちょっと自由に生きるコツ

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見方を変え気持ちを変えるとちょっと自由になれるかも。 ビジネスマン向けのメソッドから、日々の雑感までを綴っていきます。

生まれて生きて死ぬだけ 『博多っ子純情』(長谷川法世)

『博多っ子純情』

いきなりですが、「 コペルニクス的転回」ってご存知でしょうか?

 

これは・・・、童貞・処女を喪失することです。

 

本来の意味は、物事の見方が180度変わってしまうことですが・・・、 『博多っ子純情』というマンガの中では、これによって人生が大きく変わる、という流れで、略して「コペ転」として使われています。

 

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『博多っ子純情』、博多人形の職人の子どもとして生まれた長男「郷ろっぺい」、普通の年頃の男の子が持つ様々な葛藤や疑問、コンプレックス、そして、垣間見る大人の世界への憧れと反発などを経て成長していく青春群像です。

 

セリフは基本、博多弁。場面場面では、博多祇園山笠などの風物詩が折り込められています。

 

↓のリンクから、ちょっとだけ立ち読みが出来ますので、ご参考まで(独特の絵であり、また、いきなり下ネタが出てきますが・・・)。

 博多っ子純情

 

 高校生のときに影響を受けた書物

 部活を引退し、大学への推薦も決まってヒマを持て余している次男が、「本を貸して欲しい」と言ってきました。

彼がピックアップしたのは「半沢直樹」のシリーズ。

「高校生が読んで面白いのかな?」と思ったのですが・・・、ふと「自分が高校生のときって、どんな本を読んでたっけ?」で思い出したのが『博多っ子純情』

 

主人公と私は、ほぼ同じ年生まれです。

実年齢よりは、少々、遅れて読んでいたのですが、彼が興味を持ったり、疑問に思うことがまさに自分のそれとピッタシだったのです。

 

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その中でも印象深いのが、「コペ転」という言葉。

男子高校生にとっては、最大の関心事ですからね。作品の中で、やたらにでてきます。

 

主人公の「郷ろっぺい」は、ああだ、こうだと妄想を膨らませては、馬鹿なことをしでかすという日々を費やし、遂に「コペ転」を果たします。

このシーンは延々と何週にも渡って、「コペ転」は本当にすばらしいこととして描かれておりました。

 

*幼馴染と「コペ転」するために旅行に行くも、悪友がくっついてきて、隣の部屋で盗聴する・・・みたいなおバカな展開です。

が、締めは感動的ですよ。

 

*格闘マンガの「バキ特別編Saga」では、コミックス丸々一冊がそれですね・・・。しかもこちらは、凶暴なオヤジにずーっと覗かれていたというオチもあり。

 

 

生まれて生きて死ぬだけ

もうひとつ鮮明に残っている言葉。

それは、人は「生まれて生きて死ぬだけ」

 

主人公が、とある出来事をきっかけに、人生とは、生と死とはについて考えはじめ、思い悩み続け、結果、自分で得た答えがこれです。

 

初めてこの言葉に触れたとき、何ともいえぬ衝撃をうけました。

 

人間から、あらゆるものを排除し、突き詰めていくと、この言葉に集約されます。

もちろん、この言葉のあとに、人それぞれの「だから・・・」が続く訳ですが、私は、

そういう考え方があるんだという思いと、それを言っちゃぁお終いよとの思いの両方が錯綜して、「だから・・・」の先を考えられなかった記憶があります。

 

この言葉が結果として、その後の私にどんな影響を与えているのかは、分かりません。

そして今も、「だから・・・」の先にある答えを持ち合わせていません。

ただ、30年経っても覚えている、この言葉の重みを感じているところです。

 

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若かったときに読んだ本、特に高校生時代に読んだ本を、たまには思い返してみるのも良いですね。