ちょっと自由に生きるコツ

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ちょっと自由に生きるコツ

見方を変え気持ちを変えるとちょっと自由になれるかも。 ビジネスマン向けのメソッドから、日々の雑感までを綴っていきます。

中学受験、ウチではこんな感じでした

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中学受験のきっかけは

我が家では、長男が中学受験しました。

 

きっかけは、大手学習塾が実施する首都圏模試。

小学校3年のときに受けさせたところ、そこそこの成績だったのです。


それを見た嫁の受験熱に火がついたようで、「私立の中学校を受験させる」と言い始めました。

小学校の3年生、遊びたい盛りです。何もそんなに早くからガリガリ勉強させなくてもと反対したのですが、「受験勉強は中学校に入ってからだと遅いのよ!」と聞く耳を持ちません。

それどころか、どの中高一貫校はああだとか、この進学塾はこうだとか、いろいろな情報を集めてきては、それを吹き込んでくるのです。

こちらは、仕事から疲れて帰ってきているところに、全く気乗りのしない話をえんえんと聞かされる毎日です。

本当にうんざりとしてくるのですね。

そこで、「スタートは4年生からにする。本人が「やめたい」といえばやめさせる」ことを条件に 承諾しました。

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受験勉強の毎日

そこから、進学塾通いが始まりました。

4年生からスタートと言っていましたが、たしか、3年生時の2月頭から「慣らし授業」が始まり、3月から本格的スタートだったと記憶しています。

通っていたのは、2駅隣の大手進学塾です。

小4の間は週3日程度からのスタートでしたが、5年生になると日数・授業時間とも、どっと増えます。

 

そして、6年生では、月~金は塾で4時間授業。毎日学校から帰宅すると、そのままお弁当をもって塾に行き、帰宅は午後10時前。そこから山のような宿題をこなします。

土日はオプション授業や模試も含めて塾は8時間ですが、自宅では積み残した宿題に取り組みます。

夏休みは特別授業に合宿、お盆時の1週間は、家庭教師をお願いして、苦手な算数の特訓を受けていました。

 

本当に、きつい内容です。

「あなた、できますか?」と問われたら、即座に「無理です」と答えますね。

それでもやってこられたのは、小学生という、まだ親の言うことを優先する年頃だったからでしょう。

 

母親の情熱とエネルギー

それとともに、母親の受験に対する情熱と、注ぎ込むエネルギーが、ハンパじゃなく凄かったから、だとも思います。

 

毎日のお弁当つくりに、駅までのお迎え。徒歩で10分もかからない間ですが、このときに2人で「塾でどんなことがあったか」の話をするのが楽しみだったとか。

 

帰宅後は、子供が風呂に入り夜食を食べている間に、塾で出された宿題範囲をノートに書き写し、その夜に子どもがやる宿題の指示。そして、配布資料のファイリング。

午前1時頃、子どもが済ませた宿題をチェックしたあと、ノートに転記。

 

昼間は、中学受験のブログをチェックしたり、受験雑誌を読みこんでの受験情報の収集に、「頭のよくなる料理」や「消化のよい料理」の研究。

もちろん、学校説明会や進学塾が開催する進路説明会は欠かしません。

 

中学受験を目指す家庭では、ごくごく当たり前の風景なのだそうですが・・・、本当に良くやってるなぁ、と感心しておりました。

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「やめろ」「やめない」

でも、受験勉強をはじめて1年半の間は、何度も何度も揉め事が発生しました。

「もう嫌だ」と泣き出す子どもに、無理やり宿題をやらせようとする母。

こんなバトルが、幾度となく繰り返されたのです。

 

その都度、「そんなに嫌だったら、もう、やめてしまえ」と怒鳴るのですが・・・。

30分もすると、本人が「やめたくない。続けさせて欲しい」と泣きながら言ってくるのです。

 

子どもに、

「本当にいやだったらやめていいんだからな。お母さんのことは気にせずに、正直に 言ってみな」

と問いかけると、

「今まで頑張ってきたし・・・。塾の友達には負けたくないし・・・。塾に行くのは楽しいし・・・」

だからやめたくない、と答えるのですね。

 

話をしていて、子どものことが、ものすごく健気に思いました。

そして、ここまでやらなきゃいけないのか、そもそも中学受験なんかさせるんじゃなかったとも思いました。

一方、きっかけは親の「エゴ」ではありますが、我が子にとって良かれと思って必死になっている嫁の姿を見ると、全否定するのも違うと思いますし。

 

そんなこんなで、何が良くて何が悪いのか、そして、自分自身どうすればよいのかが全く分からなくなっていたのですね。

 

中学入試にむけて

5年生の夏頃には、志望校の絞込みを行います。

随分と早い感じがしますが、6年生の1年間は受験する学校に特化した対策を行うので、学校説明会は、5年生の間に行けるだけ行っておくのが常識だそうで・・・。

(6年生の時点で、初めて学校説明会に行くようではもう遅いということです)

 

本人が希望したのは、私立大学の付属中学、エスカレートで進学できる学校でした。

理由は、「もう二度と受験勉強をしたくない」から。

 

付属というのは、私の価値観には合いませんでした。

ただ、「もう二度と受験勉強をしたくない」という本人の言葉には、重いものがありましたので、その考えを尊重することとしました。

 

こうして志望校が決まると、あとは目標にむかってまっしぐら。

実際に、学校説明会や学園祭など、志望校に何度も足を運び、「中学校になったら、サッカー部に入る」などと、志望校に入学している自分を具体的にイメージするようなりました。

この頃になると、母と子のバトルもめっきり少なくなりました。

 

そして2月、無事、第一志望に合格することができ、我が家に春がやってきたのです。

 

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以下、余談ですが・・・

合格が決まったとたん、長男は全く勉強をしなくなりました。それは見事なものでしたね。そのためか、中学校では、成績不良で親の呼び出しなんかも受けておりました(笑)。

 

受験勉強に縛られることなく、それなりに楽しい中高時代を過ごし、現在は大学でサークル活動にどっぷりとはまっています。

 

今でも、これで良かったのか?との思いもありますが、本人は「中学受験をやり遂げた」ことが大きな自信になっていますし、何より、今後の人生をどう生きて行くかは本人次第ですので、程よく”キョリ”をおきながら、見つめて行こうと思っています。

 

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