ちょっと自由に生きるコツ

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ちょっと自由に生きるコツ

見方を変え気持ちを変えるとちょっと自由になれるかも。 ビジネスマン向けのメソッドから、日々の雑感までを綴っていきます。

株やFXで損するときの5つの心理

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FXや相場に手を出したときの、人の心理を考えてみたいと思います。

 

株で損をしたときのストーリー

さて、株をはじめてみようと思ったときから損をするまで、以下のような流れをイメージしてみてください。

 

  1. 「株は儲かる」という話を聞いて、自分もできると思う。
  2. どの株を買おうかと、まずは有名な会社を調べてみる。以前の高値に比べ今の株価は低いので「お買い得」と思って、購入する。
  3. しばらくすると、株価が下がり始める。「これは、おかしい」と情報収集するが、悪い材料は見つからないため、”損切り”をせず、様子を見ることにする。
  4. 少し株価が持ち直し、大喜びする。
  5. それも束の間、株価はまた下がり、結局、買値から大きく下がったところで叩き売って大損する。

 

実際にありそうな話、特に初心者がおちいりやすい話だと思います。

私も似たような体験を何度かしております。

 

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検証

それでは、上記のストーリーにおいて、どのような心理的な事態が起きていたのかを、順番に考えて見たいと思います。

 

バンドワゴン効果

1での、TVニュースや人の話などから、株で儲かっているという情報を聞き、自分もやろうとする行為は、バンドワゴン効果のひとつだと思います。

 

バンドワゴン効果とは、勝ち馬に乗るとか、流行を追うといった「ムードに流される」ような心理状態をさします。

皆がやっていることとか、買っているものに合わせることで、安心感や満足感を得られるといったもの、あるいは、選挙で優勢と伝えられている候補者に一票を投じ、当選後、自分の選択は正しかったと思い込むことです。

 

ちなみに、バンドワゴンとは、パレードの先頭を行く「楽隊(バンド)が乗る車(ワゴン)」のことです。

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アンカリング効果

2の「以前の高値に比べると今の株価は低いので「お買い得」と考え」たのは、アンカリング効果と言えます。

 

アンカリング効果ですが、アンカーとは碇(いかり)のことで、何らかの基準にひっぱられたり、特定の情報を重視したりすることをいいます。

価値判断を十分に行う情報がないとき、最初に注目した情報や数字にひっぱられるということですね。

 

海外の露店等で土産を買うときに、最初に店員が「1000円」といえば、半額の「500円」と返し、最後は750円で買う、この最初の1000円という金額が「アンカー」となります。

 

今回の事例では、「過去の高値」がアンカーになって、現在の株価を「割安」と判断してしまっているのですね。

なお、以前の値段よりも低いということは、下降傾向にある可能性、つまり、株価がさらに低くなる可能性は十分考えられます。

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確証バイアス

確証バイアスとは、自分にとって都合の良い事実しか見なかったり、思い込みを強めていくことをいいます。

「人は、見たいものだけを見、聞きたいことだけを聞く」という現象のことです。

 

3で、「株価が下がり始めて、情報収集するものの悪い材料は見当たらない」というのは、都合の良い情報ばっかりを集め、悪い情報は見てみぬフリをしていた、といえるでしょう。

 

なお、1で、「自分もできる」と”根拠なく”思ったのも、確証バイアスのひとつかもしれません。

 

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コンコルド効果

コンコルドとは、かって運行していた超音速旅客機のことです。

開発段階から、赤字確定が分かっていたものの、途中で計画をやめることができず、結果、大赤字を出して撤退しました。

 

これまで費やしたお金や時間がもったいないと、うまく行っていないにも関わらず、続けてしまうことを、コンコルド効果といいます。

 

3の「”損切り”をせず、様子を見る」(損切りとは、大損するリスクを回避する手法で、もくろみが外れたとき、少ない損の間に処分すること)は、まさに、コンコルド効果といえるでしょう。

 

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部分強化

部分強化とは、ある行為をすることで、常にご褒美がもらえるよりも、たまにもらえるほうが、その行為を続けるようになる、ということです。

 

パチンコや競馬などのギャンブルをやる人は、良くご理解いただけると思いますが、はじめっから調子よく勝ち続けるよりも、ずーっと負けが込んできて、ドン底近くなったときに、一発逆転で盛り返すほうが興奮するのと同じ心理だと思います。

 

4の「少し株価が持ち直し、大喜びする。」は、株価が下がりっぱなしでイライラしていたところに、ひょいっと上がったものだから、「よっしゃー!」となっているわけです。

まさに、たまに勝つからやめられないの典型で、アドレナリン出まくり状態です。

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どうすれば儲かるの?

じゃあ、どうすれば儲かるのでしょうか?

正直言って、分かりません(笑)。

 

どうすれば儲かるのかは分かりませんが、ただ、間違いなく言えるのは、上に書かれたのと同じことをやっていると、損するリスクが高い、ということです。

 

特に、「損切り」はしっかり行うことと、ギャンブル的な張り方はしないこと、この2つは、大損しないための鉄則だと思います。

 

株の世界では、90%の人が退場していくとのことですが、その多くは、上の2つを徹底して出来なかったからでしょう。

(オプションをやっている人で、災害や事故のような不運にあって、手出しできなかった人も多数いらっしゃいますが・・・)

 

でも、「損切り」は、自分の失敗を認めることであり、自己否定することになります。そして、目の前の「損」を確定させることですから、なかなか出来ないっていうのが、素直な気持ちだと思います。

また、短期で相場を張ろうって人は、そもそも、博打志向が強い人でしょう。なので、一攫千金狙いや、一か八かといったギャンブル的な張り方へとエスカレートしてしまうと思うのです。

 

そして、何よりも問題は、場が立っている間は、株価や為替がどうなっているか、気になって気になって仕方がない、ということなのですよね。

 

こうなると、日中、自分の本来の仕事に集中できなくなりますし、株価の上下で一喜一憂して、気持ちが落ち着くことがありません。

他のことには一切、手を付けられず、ただ相場のことを考える時間だけが、どんどんと流れていくのです。

本当に、精神衛生上、よろしくないのです。

 

株やFXで儲ける、少なくとも大負けしないためには、こういうメンタル的な要素を、自分でしっかりとコントロールできるかどうかが、一番大切なのだと思います。

 

一方、会社の将来性を買うという中長期での投資や、配当金(銀行金利より利回りが良い会社はたくさんあります)や株主優待を楽しむといった考え方はあります。

また、リスキーですが、利回りの良い外貨貯金を行うという手もありますよね。

いずれも、やるなら余裕資金を自己責任で、と言うことですが・・・。

 

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最後に

思い込みや勘違い、思考・行動傾向などなど、自分が「しくじり先生」よろしく調べてみると、人の思考は無意識のうちに「バイアス」がかかってしまうことがたくさんあるのがわかりました。

 

そして、こういった心理を読み取った手法は、ビジネスの世界でも、随分と使われているようです。

今回、ご紹介したものでも、

  • 商店でレジ数や席数をあえて少なくすることで行列を作らせたり、ファッションで年毎の流行色や流行アイテムが作られていくのは、バンドワゴン効果
  • 通常価格10000円を割引価格8000円と表示するのは、アンカリング効果

というのがあります。

 

セールスのテクニックとして有名な『ドア・イン・ザ・フェイス(過大要求法)』、『フット・イン・ザ・ドア(多段階要求法)』、『ロー・ボール・テクニック(承諾先取要請法)』などもありますね。


これらの良し悪しはあろうかと思いますが、それは置いておいて・・・。

人の心理の矛盾した動向には、様々なものがあります。客観的には「おかしなこと」と分かっていても、その当事者になると無意識にやってしまう。

それもこれも、人間だから、ということなのでしょうか。

いろいろ調べてみると、おもしろいですね。

 

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