ちょっと自由に生きるコツ

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ちょっと自由に生きるコツ

見方を変え気持ちを変えるとちょっと自由になれるかも。 ビジネスマン向けのメソッドから、日々の雑感までを綴っていきます。

田中角栄という「天才」

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新潟県南魚沼市のJR駅前にある田中角栄の像。

2年前に撮影したものです。

 

 

 先ほどまでTV「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」を見ておりました。

テーマは田中角栄元総理大臣。

 

「天才」という本が25万部を超えるベストセラーとなっているそうで、その著者である石原慎太郎元都知事がゲストとして出ていました。

(見ていて、MCであるSMAP中居くんのことが、少々可哀想になりましたが・・・)

 

 

彼が田中角栄の本を、しかも、一人称で書くことに、非常に違和感を感じていたのですが、番組では、その経緯が説明されていました。

石原慎太郎の著書を分析・評論した大学の先生が、

「あなた、本当は田中角栄のことが好きなんでしょ?一人称で、書いてみれば」

と背中を押したから、なのだそうです。

 

 

田中角栄を取り上げるとき、金権・金脈、ロッキード、闇将軍・・・など、影の側面にスポットがあてられることが多いのですが、この番組では、田中角栄の人間的魅力やたくさんの功績を紹介するという構成で、とても分かりやすくまとめられていました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

田中角栄が総理大臣だったのは、私が小学生のころです。

当時は、中国からパンダを貰ってきた人くらいの印象しかありませんでした。

 

中学校の夏休み、社会科の宿題で「期間中に起きた事件や事故などでひとつテーマを絞り、新聞のスクラップ帳を作る」というのが出されました。

そのときに、田中角栄が「受託収賄罪で逮捕」されたので、これをテーマとして取り上げました。

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連日、大変な騒ぎでした。新聞紙面でも大量に記事化されていきます。

その分、切り貼り作業が大変だったので、テーマ選びに失敗したと思いましたが、これをきっかけに政治に興味を持つようになったのです。

 

以降、様々な政治家の本を読み、報道などで見聞きし、また、何人かの先生のお話しをうかがう機会もありましたが、やはり、田中角栄という政治家、突出した傑物としか言いようがありません。

 

議員立法の数や質、郵政・大蔵・通産大臣としての実績、日中国交回復などなど。

もし、地価高騰を未然に防ぐ手立てを取っていれば、また、オイルショックがなければ、そして、金権問題(あるいは、本人の金権体質?)がなければ、日本列島の改造は、きっと推進されたと思いますし、日本の国土そのものは、今とはまったく違うものになっていたでしょう。

列島改造計画に遅れること数十年、現在も同じことを後追いでやっていますが、地域格差などを見ると、遅きに失した感が否めないですね。

そう考えると、彼が早くに第一線から引かざるを得なくなったのは、本当にもったいないことだったと思います。

 

彼の失脚は、自業自得なのか、それとも、脇が甘かったのか分かりません。でも、自分で高転びしたわけではないと思います。

 

台湾ロビー、産油国、オイルメジャー、そして、アメリカ中枢からの不信感による工作といった「とんでも話」がゴロゴロあります。

特にロッキード事件は、「仕込まれた」としか言いようのない出来事が発端になっていますからね。

これらが事実かどうかは別にしても、「実行力があったがゆえに恐れられていた」ことの裏返しと考えて良いのでしょうね。

 

昨今のどうでもよい政治家のどうでもよい不祥事を見るにつけ、「田中角栄は、本当にスケールが大きい天才政治家だった」と思うのです。

 

では、また。

 

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