ちょっと自由に生きるコツ

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見方を変え気持ちを変えるとちょっと自由になれるかも。 ビジネスマン向けのメソッドから、日々の雑感までを綴っていきます。

マネジメントとリーダーシップは完全に別物と考えたほうが良い

ウォーレン・ベニスという方をご存知でしょうか?

 

リーダー論の権威と言われるくらいの方だそうですが、恥ずかしながら、私は全く知りませんでした。

先日、書籍を手にする機会があり、読み始めたところ、これが実におもしろく、特にマネジメントとリーダシップは、質的に完全に違うものと強調している点に、とても共感しています。

 

ただ、読んでいて、少々、違和感を持ったところもあったので記したいと思います。

 

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違和感を持ったこと

以下、引用です。

  1. マネージャーは「管理」し、リーダーは「革新」する。
  2. マネージャーは「模倣」し、リーダーは「オリジナル」である。
  3. マネージャーは「維持」し、リーダーは「発展」させる。
  4. マネージャーは「秩序に準拠」し、リーダーは「秩序を創り出す」
  5. マネージャーは「短期的な成果」を、リーダーは「長期的な成果」にこだわる。
  6. マネージャーは「いつ、どのように」を、リーダーは「何を、なぜ」を、問う。
  7. マネージャーは「費用対効果(損得)」に、リーダーは「可能性」に目を向ける。
  8. マネージャーは現状を「受け入れ」、リーダーは現状に「挑戦」する。
  9. マネージャーは「規則や常識通り」に行動し、リーダーは最善を求め「規則を破ることも辞さない」
  10. マネージャーは「能吏」であり、リーダーは「高潔な人格」が求められる。

 

ざっと読まれて、どんな印象を持たれますか?

マネージャーとリーダーを対比させているからでしょうが、字面だけを追うと、マネージャーの仕事は、セコイというか、ショボイ印象を受けませんか?

 

私が感じた違和感は、このマネージャーがセコイ存在となっていることなのです。

 

マネージャーとリーダーの仕事が、ゴチャゴチャになっている

昨今のマネジメント論では、マネージャーの仕事を、上述のリーダーがやるべきことで語られているケースが多いです。

 

気になるのが、上述のマネージャーがやっていることは、今、誰がやるべきなのか?ということ。

答えはやっぱり、マネージャー、ですよね・・・。

 

つまり、今のマネージャーは、昔のマネージャーがやっていたこととリーダーがやっていたことを同時にやらなければならない、ということなのです。

 

マネージャーと言う立場になったら、この両方のスキルを持ち、かつ、バランスよく発揮する力が求められます。

しかし、それは非常に難しいことであり、多くのマネージャーは、能力的に無理なのでは?と思うのです。

(よっぽどのスーパーマンなら、できるのかもしれませんが)

 

一方で、いわゆる部下たちは、マネージャーに対して、高いマネジメントスキルとリーダーシップを同時に求めます

そして、どちらかができていない上司を見て、「ダメだ、こりゃ」となるのではないでしょうか。

お互いに不幸な時代ですよね。

 

 ・・・・・・・・・・

 

マネジメントとリーダー、両方の仕事がゴチャゴチャになって、全部マネージャーがやるべきであるという時代。

現実的には、どっちもまともに出来ずに、部下とのキョリは離れていくという悪循環。

これらが高じて、心身を損なうマネージャーが増えているとの話もあります。

 

この状態から抜け出す最善の方法は、

マネジメントとリーダーシップは完全に別物と考え、両者を区分し、まずはマネージャーとしての仕事をしっかり行うほうが良い

と考えます。

 

マネージャーがすべき仕事とは?

上述のマネージャーの仕事として書かれている項目、リーダーと対比するとセコク見えますが、一つひとつを見ていくと、とても大事なことばかり書かれているのです。

 

例えば、こう読み取ったらどうでしょうか?

 

  • 「管理」とは、状況を正確に把握し、遅滞・過不足なく遂行させること
  • 「模倣」とは、成功事例を基に、その再現を着実にこなすこと
  • 「維持」とは、今より悪くならないような手立てを打つこと
  • 「秩序に準拠」とは、ルールを守り、逸脱による破壊から回避すること
  • 「短期的な成果」とは、当期目標という事業継続の最重要事項を達成すること
  • 「いつ、どのように」とは、具体的かつ現実的な業務遂行のマイルストーンを描くこと
  • 「費用対効果(損得)」とは、事業継続上、重要は判断事項を行うこと
  • 「受け入れ」「規則や常識通り」とは、現実的で安定的な選択をなすこと

 

とても保守的ではありますが、ウォーレン・ベニスの最後に記した「能吏」は、

マネージャーは「能吏」でなければ、組織と事業の安定性・継続性は保てない

ことだと言えるのです。

 

もし、数多いるマネージャーの皆が皆、ベニスの説くリーダー的な行動に終始すると、たま~にホームランは出るかもしれませんが、その前に三振の山を築くのは目に見えています。

さらに言えば、ホームランが出る前に試合終了、コールド負けとなる可能性が高いでしょう。

 

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ところでマネージャーは、上記の仕事を全て、しっかりと出来ているでしょうか?

一見セコク見えますが、かなりハードルが高い事項ばかりなので、相当、難しいのではと思うのですが・・・。

 

 ・・・・・・・・・・

 

マネージャーとして足元を固めるというのは、保守的と捉えられる仕事を堅実にこなしていくことであり、それは、やっぱり難しいことだと思います。

「マネージャーは、大変だからなりたくない」という人が増えているのも、仕方ないのかもしれませんね。

 

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では、また。

 

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