ちょっと自由に生きるコツ

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ちょっと自由に生きるコツ

見方を変え気持ちを変えるとちょっと自由になれるかも。 ビジネスマン向けのメソッドから、日々の雑感までを綴っていきます。

車内で化粧をする人を初めて見たときの思い出とマナーについて

東急電鉄のマナー広告が、話題になっています。

「私の東急線通学日記」というシリーズ、「歩きスマホ」、「荷物」、「整列乗車」、「車内化粧」の4編からなっており、話題となっているのが、「車内で化粧するのは、みっともない」という「車内化粧」編。

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出典:東急電鉄のプレスリリース (http://www.tokyu.co.jp/file/160915-2.pdf)

 

車内での化粧はみっともない?

 

このマナー広告は、電車の中で化粧するのは「みっともない」からやめましょう、というもの。

 

あるテレビ番組では、この広告に対して、

  • 車内で化粧することのどこがマナー違反なんだ
  • 誰にも迷惑かけていないではないか
  • そもそも、電鉄会社が「車内で化粧するな」と言うこと自体、おこがましい

と言った反発の声が、働く女性を中心に上がっていると報じていました。

大きなお世話、ということですね。

 

一方、「よくぞ、言ってくれた!」という意見もあり、

  • 身支度は家で行うもの。それを人前でするのはみっともない

が、その大半。

 

この番組で放映された調査グラフでは、「みっともなくない」が20%台だったのに対して、70%以上が「みっともない」との意見でした。

多くの人は、電車内での化粧に否定的なんですね。

 

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車内で化粧をしている人に睨まれた

車内で化粧をする人を初めて見たのは・・・、いつだったか思い出せないくらい以前のことですが、その時は、正直びっくりしました。

 

向いのシートに座っている女性が、ごそごそとしだしたので、何をしてるんだ?と思ったのです。

もちろん、すぐに化粧を始めたと分かったのですが、何せ車内で初めて見たものですから、

「こんなところで化粧する人がいるんだ・・・」

と驚きました。

 

そして、それまで、女性が化粧をするのをほとんど見たことがなかったので、どんな手順で行うのか、化粧によってどのように変わっていくのか興味津々、ついつい「観察」してしまったのです。

 

鼻の下を伸ばしたり、クチビルをすぼめたり、片目尻を吊り上げたりと、化粧をしている間は結構、「変顔」になるんですよね(笑)。

さすがに笑うようなことはしませんでしたが、まぁ、おもしろおかしく見ていました。

 

すると、私の視線に気づいたのでしょう、その女性は、「何、見てんだ、コラ!」と言わんばかりに睨んできたのです。

こちらは、思わず目を逸らせました。

 

その後、どうなるのか気になるので、チラ見しながら、

  • 家で化粧する時間が無かったのかなぁ
  • こんなに揺れている中で、よくペイント?できるなぁ
  • 人前で化粧中の「変な顔」を見せるのは恥ずかしくないのかな?
  • 睨んできたくらいだから、やっぱり、恥ずかしいんだろうな
  • でも、見られたくないのはスッピン顔のほうなのかな

なんてことを考えたものです。

 

この当時は、車内で化粧をする人はほとんどいなかったはずです。

なので、当の本人も、恥ずかしさや後ろめたさなどを感じながら、化粧をしていたのではないかと思います。

 

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車内での化粧はマナー違反か?

それから年々、車内で化粧する人を見かけることが多くなり、今では当たり前の風景になっています。

この当たり前の風景に対して、上記の調査データでは、4分の3の人が「みっともない」と感じているとのこと。

だから、電鉄会社は車内での化粧を遠慮するよう働きかけているのだと思います。

 

ところで、そもそも化粧をすること自体、電車内でのマナー違反となるのでしょうか?

 

テーブルマナーのような「お作法」を別にして、いわゆる公共マナーとは、

「法律には違反しないけれど、多くの人が迷惑を感じたり、不快になることをやらないこと」

と定義されると思います。

 

もし、ほとんどの人が「迷惑」「不快」と感じているのであれば、それはマナー違反です。

「歩きスマホ」、「荷物」、「整列乗車(違反)」などは、大多数の人が「迷惑」「不快」と感じる明らかなマナー違反ですよね。

 

でも、電車内での化粧に対して、多くの人は「みっともない」とは感じているけれど、それによって、迷惑を被ったり、不快を感じている人は、一体、どれくらいいるのでしょうか?

 

私自身は、車内で化粧をする人を見ると「人前で化粧をするのは、恥ずかしくないのかな?」とは思いますが、それで迷惑や不快を感じることはありません。

なので、マナー違反だとは思えないのです。

 

また、仮に「みっともないと思う=不快に感じる」だとしても、不快の質が違いますよね。

この不快は「自分の美意識に合わない」ということであり、いたって主観的な話になりますので、「マナー」という言葉を当てはめるのは、やっぱり無理があるように思うのです

 

結論

電車の管理者は電鉄会社であり、車内でのルールをどうするかを決める権限も電鉄会社にあります。

常識的に考えて、電鉄会社は乗客からの意見等を踏まえて、「車内での化粧は遠慮してもらう」ことを決め、訴求を始めたはずですから、決しておかしなことはしていません。

 

ただ、「車内化粧」には、あえてCM等で訴求しなければならないほどの「不快」や「迷惑」があるのかの検討と、「みっともない」という受け手(=車内で化粧をする人)にとって、否定的かつ道理が通らない表現を用いたのは、早計だったように思います。

だから、マナー広告対して、ほとんどありえない「反発の声」が、こんなにも上がっているのでしょう。

 

もっとも、これだけ話題になれば、パブリシティ効果は十分あったので、成功といえば成功ですけどね。

(カスタマーセンターの方々は大変でしょうけど・・・)

 

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では、また。