ちょっと自由に生きるコツ

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見方を変え気持ちを変えるとちょっと自由になれるかも。 ビジネスマン向けのメソッドから、日々の雑感までを綴っていきます。

「世の中のカラクリが丸見え!イチからわかるニュース塾」(日経ビジネス文庫)

世の中のカラクリが丸見え!イチからわかるニュース塾」という雑学本を読みました。

これは日本経済新聞の土曜日版で連載している「ニュース イチから」というページから、33本ピックアップして、一冊の本にまとめたもの。

 

毎日のニュースが気になり始めた中学生「からすけ」が疑問に思ったことを、ニュースキャスターを目指す大学生のお姉さん「イチ子」が答えていくという、ほんとうにベタな作りとなっています。

(どうでも良い話ですが、表紙のイラストと本文に出てくる2人の顔が全然違います・笑)

 

「子供の素朴な目線」が出発点で、読んでおもしろかったです。

 

世の中のカラクリが丸見え! イチからわかるニュース塾 (日経ビジネス人文庫)

世の中のカラクリが丸見え! イチからわかるニュース塾 (日経ビジネス人文庫)

 

 

「イチからわかるニュース塾」の章立て

本書は、以下のテーマごとに5つの章立てで書かれています。

それぞれ代表的な質問をピックアップしました。

 

1章 何のためにするのか

  • 宇宙の実験、何の役に立つ?
  • コメの減反って何のこと?
  • 増税と減税、なぜ両方する?

 

2章 決めているのは誰か

  • 空にも交通ルールある?
  • 食品表示、どんなルール?
  • 薬は自由に買えないの

 

3章 どこがどう違うのか

  • 干拓、埋め立てとどう違う?
  • 知的財産ってどんなもの?
  • 国立公園ってどんな公園?

 

4章 本当はどうなのか

  • ブラック企業って何?
  • 保育園、なぜ足りない?
  • 日本は海の資源大国?

 

5章 どうして起きるのか

  • マラソン大会なぜ増える?
  • 土砂災害、日本でなぜ多い
  • 値上げ、なぜ相次ぐ?
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「イチからわかるニュース塾」の特徴

日本経済新聞からの書籍化だからでしょう、取り上げるテーマは経済系と時事ネタが多いです。

「そういうことが起きている」のは知っていても、なぜ起きているのか詳しくは知らないといったテーマですね。

 

また、各題材の最後に「ニュースなテスト」というクイズが出され、その答えとともに「もっと教えて」と題して、進学校の先生による解説文が掲載されています。

おそらく、受験生の読者を意識しているのでしょうけど、この解説文がやけにニッチというか、マニアックな情報でとても楽しめます。

 

世の中のカラクリが丸見え!ではない

本書のタイトルには、「世の中のカラクリが丸見え!」と書かれています。

本文では、「イチ子」お姉さんがいろいろと解説をしていて、背景や状況は分かりますが、「カラクリ」までは分からないというのが正直なところ。

 

例えば、「リニア新幹線なぜ作る?」では、からすけが「今の新幹線も十分速くて便利だと思うけど。」と疑問を抱くのですが、それに対して「イチ子」お姉さんは、「災害への備えが一番大きな目的と言われているの。」と答えているのですね・・・。

 

う~ん、まあねぇ。

災害対策も大きな理由なんでしょうけど、他にもっと大きな理由があるのでは?

そういったいわゆる「大人の事情」まで踏み込まないことには、「世の中のカラクリが丸見え!」とは言えないでしょ?と思いましたね。

 

おわりに

「カラクリ」については、ツッコミ不足を感じますが、読者対象である受験生に、あえて知らせる必要はないし、日本経済新聞社としては書けないことも多いのでしょう。

ただ、そのようなことを差っぴいても、雑学本として、大人が読んでもおもしろいものでした。

 

ご興味のある方は、ぜひ、どうぞ。

 

世の中のカラクリが丸見え! イチからわかるニュース塾 (日経ビジネス人文庫)

世の中のカラクリが丸見え! イチからわかるニュース塾 (日経ビジネス人文庫)

 

 

では、また。